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2010/11/29

U.W.F.戦史 3 1990年~1991年

毎年1冊ずつ出ていた「U.W.F.戦史」(塩澤幸登 河出書房新社)もついに3巻目にして最終巻。
なんと4,500枚にも及ぼうかという超大作となりました。
まる2日かけて読了。

「歴史書としてのU.W.F.史」を目指して,関係者への取材は一切なく,当時の文献(ゴングや週プロやファイトwww)を丹念に紐解いてきた前の2冊だったが,3巻ではついに前田と田村へのインタビューを敢行!
ちょっと方向性が変わってしまいました。

さて,内容はというと,メガネスーパーのプロレス界参入から,雪崩をうったようにU.W.F,が崩壊していくまでのお話。

今回,著者は前田のインタビューをとったせいか,「前田は正しい」「前田はイノセンス」というスタンスに終始し,結果,前田の主張に合わない高田や宮戸,船木の発言は誤りであるという論調でこの本を書いています。
これは「歴史書としてのU.W.F.史」という当初の目的から逸脱しており,たいへん残念でした。

それでも,この本はかなりおもしろい。

結局(やっぱり)何があったのか(誰が何を言ったのか,何をやったのか)というのは分からずじまいなのですが,当時の記事やその後の各レスラーの発言を並べて見せてくれることによって,なぜU.W.F.はダメになったのかということは,分かったような気がします。

つまりは,みんな自分に都合の良いことしか言わない,あるいは都合の良いように自分の記憶を書き換えざるをえないような人間関係と当事者たちの精神構造がU.W.F.を壊しちゃったってことだろうなあ。

3巻をとおして,欠点も目立つ本ですが,私は楽しませてもらいました。

そうそう,もうひとつおもしろかったのは,全編をとおして前田以外の人間はかなりボロクソに書かれているのに,山崎だけは悪く書かれないのね。

仁徳だね。

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2010/11/07

牙狼<GARO> RED REQUIEM

家族で鑑賞してきました。

これはたいした映画ですよ。

日本のファンタジー映画のエポックメイキングにもなる作品です。

初めから最後まで,画面の隅々まで緊張感のある画面。
魅力的なキャラクター造形。
ぜい肉をそぎ落としたストーリー展開。
美しく力強いアクション。
観たいイメージがビジュアルとして目の前で動いている驚きと興奮。

うーん,まだうまくまとまらない。

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