2011/07/14

甲斐よしひろ「愛のろくでなしツアー」 新潟LOTS

「愛のろくでなしツアー」,昨日の新潟LOTSに行ってきました。
オールスタンディングというアナウンスだったのに,イスが出ていたのはお客が少なかったからか?
はたまた,高齢化する客を気遣っての配慮か?
250人くらいだったなあ,お客さん。

私は2列目中央よりちょっと上手寄り。
甲斐と一郎の両方をフォローできる絶好の席でした。

今回のバックは,ギター×2,ベース,ドラムというシンプルな編成。
キーボードが無いので,当然アレンジも今までと異なり,おもしろかったです。

曲目もロッキュメントを思わせるアグレッシブな選曲。
ドキドキしましたよ。

新曲「よい国のニュース」は甲斐の新しい一面を見たようでした。

一郎のギターは相変わらずステキだ。
「ジャンキーズ・ロックンロール」のプレイが良かった。

ドラムの佐藤強一は最高!
みんな,ハーレーのエンジンみたいなドラムを聴け!

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2011/06/26

1993年の女子プロレス

柳澤健著「1993年の女子プロレス」(双葉社)を購入。ブル、アジャ、千種など当時のレスラーへのインタビュー集。まだブル様とアジャ様のところしか読んでいないが,プロレスに対する生の想いが伝わってくる。かなりヤバイ内容もあるが,それも含めて興味深い本。

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照和

甲斐バンドのドキュメント「照和」をDVDで鑑賞。狭いライブハウスで撮影した映像は,手ブレや甘いピントも含めてリアルな雰囲気でなかなか良い。音も生の楽器やアンプから出てくる音が直接聞こえてくる感じ。ライブ感を活かしたミックスが迫力だ。

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2011/01/06

アオイホノオ

島本和彦「アオイホノオ」を,思い立って全巻購入。

リアルだなあ…。

私は島本先生とはひとつ違いなんだけど,大学ってあんなだったよね。

ビデオデッキを友達の部屋に持ち込んでダビングした怪獣映画の上映会をやるヤツとか,同人誌の挿絵に,毎回驚異的な描き込みをするヤツとか,作品に出てくる,あんなヤツもこんなヤツも,友達にいたよなあ。

SF大会にも行ったよなあ。

やりたいことと,やるべきこととのギャップに悩んだよなあ。
やりたいけれどできないことがいっぱいあって,悔しい思いもたくさんしたよなあ。

で,買ってきたその日,まさにその日の夜に,うちの息子が大学を辞めて演劇やりたいと言い出しました。

なんてタイミング。

父と母は「まあ,これを読め」と「アオイホノオ」5冊をドンッ!と積み上げてやりましたとさ。www

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2010/11/29

U.W.F.戦史 3 1990年~1991年

毎年1冊ずつ出ていた「U.W.F.戦史」(塩澤幸登 河出書房新社)もついに3巻目にして最終巻。
なんと4,500枚にも及ぼうかという超大作となりました。
まる2日かけて読了。

「歴史書としてのU.W.F.史」を目指して,関係者への取材は一切なく,当時の文献(ゴングや週プロやファイトwww)を丹念に紐解いてきた前の2冊だったが,3巻ではついに前田と田村へのインタビューを敢行!
ちょっと方向性が変わってしまいました。

さて,内容はというと,メガネスーパーのプロレス界参入から,雪崩をうったようにU.W.F,が崩壊していくまでのお話。

今回,著者は前田のインタビューをとったせいか,「前田は正しい」「前田はイノセンス」というスタンスに終始し,結果,前田の主張に合わない高田や宮戸,船木の発言は誤りであるという論調でこの本を書いています。
これは「歴史書としてのU.W.F.史」という当初の目的から逸脱しており,たいへん残念でした。

それでも,この本はかなりおもしろい。

結局(やっぱり)何があったのか(誰が何を言ったのか,何をやったのか)というのは分からずじまいなのですが,当時の記事やその後の各レスラーの発言を並べて見せてくれることによって,なぜU.W.F.はダメになったのかということは,分かったような気がします。

つまりは,みんな自分に都合の良いことしか言わない,あるいは都合の良いように自分の記憶を書き換えざるをえないような人間関係と当事者たちの精神構造がU.W.F.を壊しちゃったってことだろうなあ。

3巻をとおして,欠点も目立つ本ですが,私は楽しませてもらいました。

そうそう,もうひとつおもしろかったのは,全編をとおして前田以外の人間はかなりボロクソに書かれているのに,山崎だけは悪く書かれないのね。

仁徳だね。

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2010/11/07

牙狼<GARO> RED REQUIEM

家族で鑑賞してきました。

これはたいした映画ですよ。

日本のファンタジー映画のエポックメイキングにもなる作品です。

初めから最後まで,画面の隅々まで緊張感のある画面。
魅力的なキャラクター造形。
ぜい肉をそぎ落としたストーリー展開。
美しく力強いアクション。
観たいイメージがビジュアルとして目の前で動いている驚きと興奮。

うーん,まだうまくまとまらない。

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2010/10/19

龍馬伝 サウンドトラック

佐藤直紀作曲のサウンドトラックもVOL3が出て,おそらくこれで完結。

さすがに大河ドラマのお仕事だけあって,佐藤直紀渾身の作品。

オープニングを始めとするいくつかのBGMは,派手なオーケストレーションが印象的な彼のイメージそのまま。
おもしろいのは,トルコ風やスパニッシュ風にアレンジされた作品が彩りを添えて,3枚を通して聴くとまるで無国籍音楽のよう。

大河のBGMは,これまでオーケストラに重点を置いた作りのものが多かったように思うけれど「天地人」の後半あたりから,変わってきたような印象を受けます。

「クロノスの刻み」という曲が1枚目と2枚目に収録されているが,まるで正確な歯車のような時間の流れと,時に流される人の運命が全体のテーマなのかもしれない。

今月は「エウレカ劇場版」も「NHKスペシャル 恐竜VS哺乳類」もCD買っちゃった。
でも,どれもブックオフや改装閉店セールのジョーシンで3割引きだったりしたんだけどね。

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2010/10/18

SPACE BATTLESHIP ヤマト

著:涌井学 小学館文庫
読了しました。
普段なら映画のノベライズなんて買わないんだけど,「ヤマト」だからねえ。
以下,ネタバレあり。


お話は,1作目のヤマトに,「さらば…」で味付けをした感じ。
登場人物が多いのに,文章自体は少ないから,あらすじを読んでいる感じです。

でも,これで映画作ってくれるんなら,私は観に行こう。

オリジナルヤマト世代には,くすぐりどころ満載です。

実写版のノベライズで,帯にはキムタクの写真もあるんだけど,読んでいる私の頭の中は,アニメキャラとオリジナル声優たちが,ちゃんと演技してくれてたよ。

相原なんか,映画じゃ女の子らしいけれど,脳内補正をかけて読んでいた。

本当ならデスラーやスターシャも,人物としてきちんと出してほしかったな。
キャストは,デスラーが稲垣吾郎,スターシャが…うーん…小雪あたりでいかが?

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THE LAST MESSAGE 海猿

思い立って,ひとりで観てきました。

予想はしていたけれど,前作と全く同じ話でビックリ!

お話も演出も,これでもかっ!ってくらいウェットで直球で,気恥ずかしくなってしまいます。

でも「海猿」の魅力はこれなんですけどね。

クライマックスで,ドーンと巡視船やらヘリコプターやらが押しかけてきて,佐藤直紀のあの音楽がドーンと大音量で流れると,恥ずかしいと思っていてもウルウルきちゃうのには自分自身困ったものだ。
また,サントラ買っちゃうなあ。

今回も3D上映で,海のシーンばっかりなものだからいつも画面が揺れていて,結局また3D酔いです。

そうそう,劇場でクリップオンタイプの3Dメガネが売っていたので購入しました。
こりゃ,落ちてこなくていい塩梅。


余談ですが,この文章,「龍馬伝」のサントラ(佐藤直紀)聴きながら書いてます。

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ゴジラの音楽

著:小林淳 作品社 4,600円(!)

読了しました。労作です。

特撮映画の音楽と映像,そして公開当時の世相や関係者のエピソードなどを絡めて論じた文章って,まとまったものは今までなかったんじゃないかな?

ものすごい文章量で,しかもいわゆる劇伴についての本ですから,一通りゴジラ関係の音楽を聴きこんでいないとおいてけぼりをくらいます。
万人にお勧めできる本ではありません。

作品や作曲家に思い入れたっぷりの文章で,お世辞にも客観的とは言えないけれど,興味深く読ませてもらいました。

私自身,昔は客観的で資料的価値の高い文章を好んでいたけど,最近は著者の人柄やこだわりが伝わってくるような本の方がおもしろくなってきたように感じています。

立派な装丁の本なんだけど…高かったなあ…。

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